楽しみながらフルーガル生活

乳がん再発後の日々を綴ります in USA

鎖骨の壁

 

昨日無事に約六週間に渡る

陽子線治療が終了いたしました‼️

カラダさんお疲れサマでした〜🎬

 

陽子線卒業証書もらいました 😃

 

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陽子線治療までの道のりはとても

長かった......

 

2018年3月に鎖骨上リンパ節が

コリコリしているのを腫瘍内科医

が定期検診で見つけ、摘出生検。

ひどい風邪を引いていたので

きっとそのせいで腫れているのだろう

と思っていたら、まさかの再発😱

 

その後のPET-CTでは左側腋窩リンパ節

レベル1、2、3と鎖骨上、左右両側の

胸骨傍リンパ節、さらに左右両側の

頸部リンパ節が陽性。この時点で

ホルモン療法(AI)再開。(5年間の

タモキシフェン治療を終えて休薬して

いるところだった) 

 

頸部リンパ節も針生検したところ

ガン細胞は検出されず。私自身は

頸部リンパは風邪のせいで偽陽性

になったのではないかと思っている

のですが、ガンである可能性も

捨てきれず。ステージ3c確定、

ステージ4疑い。

 

たとえ頸部リンパ節が陰性だとしても

鎖骨上に転移があるので、局所では

なく遠隔再発として扱われることに。

鎖骨の一線を越えると、もう完治を

目指した治療ができなくなるのです、

アメリカでは。

 

これには納得いきませんでした😤

 

鎖骨上と言っても一応まだリンパ管内

限局かもしれないのに、ナゼ❓❓❓

遠く離れた内臓への血行性転移と

同じと考えちゃうんですか❓❓❓

それは間違っている❗️

 

論文などを調べてみると確かに

鎖骨上転移があるのとないのとでは

予後が大きく違ってきますが

局所療法を用いての治療が

ベネフィットになる確率も少なからず

あり、私は完治を目指した治療を

してくれる病院を探しました。

 

日本ならば手術をしてくれる病院が

あるのではないかと思い、江戸川病院

の田澤先生にも乳がんプラザにて

相談しました。

再発後の治療方針について | 乳がんプラザ

 

そんな中出会ったのが今の腫瘍放射線科

の先生。私の考えを100%サポート

してくれました。

 

「局所対応しないでこのまま全身療法

   のみというのは全く間違っている!」

 

とつぶやいた先生。自身をアグレッシブ

だという先生。ってことは私は

アグレッシブな患者? 😤  

先生は私のことを「determined」(意思が

強い)と言っておりましたが.....

ただ生きたいだけです❗️

 

全身療法で腫瘍が小さくなったら

放射線治療をやりましょうと

いうことに。手術で取れるところは

取りたいと言ったら腫瘍外科と

調整してくれました。

 

全身療法が効かなかったらどうしよう

と不安はありましたが、幸いなことに、

パルボシクリブ(イブランス)と

アロマターゼ阻害剤が効いてくれて

全体的に腫瘍が縮小。念願の手術で

レベル1/2ボーダーまでの腋窩リンパ節

を摘出。

 

さらに幸いなことに、心臓への

影響が少ない陽子線治療が保険会社

から承認され、多分負担なしで

受けられることに。あとで高額な

請求書が来るんじゃないかとちょっと

不安もありますが..... 💦

 

陽子線は結構な広範囲で照射。

左胸全体(胸壁、リンパ節

レベル1−3含む)と

両側胸骨傍リンパ節及び左側

鎖骨上リンパ節。

 

真っ赤っかでかゆくてかゆくて 😫

 

でも副作用があってもこれが私自身が

望んだ治療!炎症が治まる3ヶ月後

ぐらいにまた画像検査をすると

思います。とりあえずやれることは

やったので、ひとラウンド終わった

達成感みたいなものを感じています。

 

が、治療は続く............

 

一週間後くらいにイブランスを再開

しようかなと思っているところです。

ファイトです‼️