癌患者におけるCOVID19
昨日今日と米国癌学会のバーチャル年会を見てます。
コロナの影響でオンサイトの会議からオンラインの
会議となり、登録すれば無料でアクセスできます。
ありがたい!
今日のセッションの中に”癌患者とCOVID-19”と
いうテーマがあり、武漢大学の医師が気になるデータを
発表していたのでここにメモっておこうと思います。
758人のCOVID-19患者、うち105人の癌患者を
対象にしたデータの研究結果なのですが、以前に
報告されていた結果同様、癌患者においては
COVID-19による重症化率と死亡率が顕著に高いと
いうことでした。
癌の種類別に見てみると、血液がんの患者と肺がん
及び肺転移がんの患者でリスクが特に高い。
そして以下のカテゴリーの患者も高リスクだそうです。
1)転移がんの患者(ステージが高い患者)
2)手術歴がある患者
3)免疫治療を受けている患者
😨私は何度も手術してるし、転移がんだし....
😣リスク高いよね.....
今できることとして挙げられていたのは:
人とのコンタクトを(できる限り)避ける。
院内感染を起こさないようにする。
オンライン診察に切り替える。
治療中の患者に対しては、初期の場合は手術を
延期したり、リスクの少ない治療法(放射線など)
を考慮するなどの個別化治療プランが必須だと
提案していました。
皆様、どうぞお気をつけください。